前回、妊娠中のお母さんへの歯のトラブルや予防に関する記事を掲載させていただきましたが、今回は、子供さんへの歯に関する情報を掲載させていただきます。

１．お子さんの歯磨きは毎食後、1日3回行なってください。

お子さんが小さいうちは歯ブラシは使いにくいと思いますので、お母さんの指にガーゼを巻いて磨いてもらって結構です。

２．哺乳瓶に、カルピス・ヤクルトといった乳酸菌飲料、ヨーグルト飲料、ポカリスエット・アクエリアスなどのイオン飲料を入れてお子さんにあげることはやめましょう。歯がボロボロになります。

３．食事、おやつは時間を決めてあげましょう。

甘いものは、（キシリトールを除いて）なるべく控えたほうがよいですが、食べた後には必ず歯磨きやうがいを行なうようにしましょう。

４．食事中はなるべく同時に水分を摂取しないようにしましょう。

お子さんが食べ物をかまずに水で流し込むようになれば、アゴの発育が悪くなります。そうすると、歯並びが悪くなる可能性が高くなります。食後に飲み物を与えることは、もちろん構いません

※ある研究によると、歯のしっかりしたネズミは、迷路遊びで道順を20秒で覚えたのに対して、歯の悪かったネズミは、2分経っても迷子になっていた、という報告があります。

尾立歯科医院
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