スタッフブログ
寝相が悪くて歯が抜ける?
上向き,横向き,うつ伏せ,いろいろありますが,理想的なのは上向きで,その他は,歯によい影響は与えません。歯は,咬む方向にはとても強いのですが横からの力には比較的弱いのです。ある一定以上の圧力を側方から20分以上かけると,歯周組織に障害が生じるといわれています。頭だけでも,5kg前後ありますから,特にうつ伏せですと,歯への影響は大きくなったりします。
成長期では,歯列不正で咬み合わせも悪くなりますし,さらには,顔面骨格異常を招くおそれもあるそうです。
青年期では,歯の傾斜など,これも咬み合わせが悪くなります。
ご高齢のかたでは,歯の老化などから歯周炎になりやすくなり,歯が抜けることもあるそうです。
知覚過敏症や顎関節症,口内炎なども不用意な睡眠姿勢により引き起こされるすですので,寝相は,良いにこしたことはなさそうです。睡眠姿勢は無意識下の行動のようですが,本人の意思で,ある程度は改善が可能でだそうです。
歯科技工士 原
尾立歯科医院
099-256-3927