私には、この冬90歳になった叔母がいます。
5年前、交通事故にあうまでは、田舎の実家で元気に一人暮らしをしていましたが、事故後それが困難になり今は鹿児島市内の施設にいます。
杖をつきながらも元気にしてくれているので嬉しいです。
突然の出来事で、それこそ衣食住の環境が180度違う所で生活をせざるえなくなった叔母は、早く生活になじもうと努力してくれました。
その時に助けとなったのは、他の入所者や施設の方々との日常の会話や行事などの交流だったようです。
人とのコミュニケーションは意外と簡単ではないと思います。

ただ、コミュニケーションが人の助けになる事も事実なので私は仕事をするにあたり患者さんとの何気ないコミュニケーションは歯科治療をスムーズに進める上でも大切な事だと思い、できるだけ声かけはしようと思っています。
ただ自分の中で、ある程度のルールは決めていますが・・・
叔母のような少し年輩の方には失礼のない範囲で時には鹿児島弁も混ぜながら簡単なわかりやすい言葉を話すようにして緊張している人や治療に恐怖感を持っている方にはかたくなった気持ちを少しでもほぐせる様な会話（世間話）をしたりもします。
治療が終わった後に、治療中は緊張していたかもしれないけど、帰る時はできるだけ笑顔で帰っていっていただける様にできたらいいなと思っています。
ただ、人間、気持ちに浮き沈みがあり、自分をコントロールしきれず上手くいかない事が多々あります。
まだまだ人間修行が足りないと日々反省しきりです。
今後も患者さんにの緊張や恐怖心が少しでもやわらげられる様に良いコミュニケーションをとる事を心がけて行きたいと思います。

尾立歯科医院
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