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歯のケガをときの対処方法について

こんにちは尾立歯科医院 歯科衛生士のクキノです。

もうすぐ夏休みですね。
休み中に、子供さんが歯のケガをした時の対処方法について今回は説明したいと思います。

転んだりぶつかったりして歯が折れた場合は折れた歯を探して出来るだけ早く歯科医院に行って下さい。

歯の先端に近い部分で折れた場合は、そのまま接着性のレジンという材料で接着が可能です。
この場合、審美性・機能的な修復が望めます。

歯の神経が出ていた場合は、その部分を保護してから接着します。

歯をぶつけてグラグラする場合は、両隣の歯と数週間固定します。

歯が完全に抜け落ちた場合は、元に位置に戻して歯科医院を受診して下さい。
戻せない場合は、出来るだけ早く歯科医院に行き両隣の歯と固定して貰いましょう。

その時の注意ですが、

・抜けた歯の歯根膜は、30分以上放置して置くと乾燥して死んでしまうので、なるべく早く受診して下さい。
・歯の根の部分は触らず、水道水で洗う場合は、30秒以内。
・歯根膜が乾燥しない様、口の中に含んでいるか、生理食塩水又は、牛乳の中に入れて保存して下さい。(アルコール、水道水等では、歯根膜を傷害してしまいます。)

再殖・固定は、2時間が目安と言われますので早めの対応をお願いします。

しかし、再殖・固定しても歯の神経が数ヶ月、数年後に死んでしまう事があるので、時々検査して貰いましょう。

かくいう私も○年前交通事故で前歯を2本脱臼、抜けてしまいました(悲)
あの時、抜けた歯があれば両隣の歯を削りBrにする事はなかったのに・・・と思うことがあります。
勤めだして数回、事故で脱臼・抜けた患者さんの治療を診る機会がありましたが、

1に、歯がある事
2に、時間だと思います。

歯のケガは同時に口唇や口腔内のケガもともないそちらに気がいきがちですが、早急な処置でその後の治療法も変わってくるので歯の方にも注意を向けて下さい。

尾立歯科医院
099-256-3927