骨粗鬆症と歯周病
こんにちは、歯科衛生士の東です。
みなさんカルシウムとっていますか?
最近,友人との間で病気の話題も増えてきました。
女性特有の病気やら生活習慣病,サプリメントの話など、いろいろです。
先日,恥ずかしいのですが・・・階段から滑って右ひじを強打してしまいました。
痛すぎて,ヒビでも入っていたらどうしようかと思い,病院へ行きました。
レントゲンを撮ってもらいましたが、特に異状なく打撲で済みました。
安心しましたが、打撲で辛かったです。
骨粗鬆症だったら、簡単に折れちゃったかもしれません。
骨粗鬆症とは、骨の形成と吸収のバランスが崩れることによって骨量が減少し、骨の細胞構造が脆弱化(ぜいじゃくか)する病気で約90%が女性。骨粗鬆症は、女性ホルモンである「エストロゲン」が急激に減少する閉経期以降から患者数が増加するそうです。
こわいです。😢
あごの骨にも影響が!
骨粗鬆症になると、あごの骨がスカスカになり、歯を支える歯槽骨が溶けやすくなり、歯が抜けやすくなり、歯周病の進行が早くなるそうです。
更に困ったことに、骨粗鬆症の治療の1種であるビスフォスフォーネット剤は、顎骨(がっこつ)壊死(えし)を発症する危険性が指摘されていて、歯科治療の内容によっては顎骨壊死やその他の危険性が増大する可能性が考えられるそうです。
そうなる前にカルシウムを積極的に摂る事が大事ですね。
カルシウムの1日の理想摂取量は600mgだと言われています。
また、閉経後や妊娠中・出産後には800mgの摂取が推奨されています。
カルシウムを多く含む食品を毎日の食卓に取入れたいですね。
カルシウムを多く含む食品(食材100gのカルシウム量) | |
乳製品 | 牛乳100mg,チーズ140mg,ヨーグルト110mg |
大豆製品 | 豆腐100mg,がんもどき270mg,油揚げ300 |
魚介類 | いわし100mg,さんま80mg,ひきじ1400mg |
野菜類 | 小松菜290mg,かぶの葉200mg,しそ200mg |
カルシウム剤のみに頼るのではなく、できるだけ自然食品から摂取しましょう。
尾立歯科医院
099-256-3927