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妊娠中のお口のお手入れについて
妊娠中は自己免疫力が低下することが多いので,歯ぐきが炎症を起こしやすくなっています。
大変かも知れませんが,いろいろな工夫をしてお口の中を清潔に保ことが大切です。
万一妊娠中に歯科診療が必要な時は,妊娠中期(5〜8ヵ月)ならば比較的安全といえますが,できれば,資料で受ける強い刺激は避けた方がよいと思います。
1.つわりがある時の歯磨きは・・・
歯磨きは基本的には食事の後が最も効果的です。
しかし,妊娠中は,それにこだわらず,体調の良い時を見つけて,リラックスしておこなうことを第一にすることをお勧めします。
2.歯磨き剤は・・・
妊娠中は,匂いに対して敏感になるため,香料の強い歯磨き剤は避けて使用しましよう。
市販の歯磨き剤を使わないと歯の汚れがとれないわけではなく,あくまで丁寧なブラッシングが歯磨きの基本です。
ブラッシングだけでもおこなえれば充分,と考えてください。
3.歯ブラシは・・・
大きめの歯ブラシは,のどに近い粘膜を刺激して吐き気を催すことがあるため,できるだけ小さな歯ブラシを使うことをお勧めします。
4.下を向いて磨きましょう
のどの方につばなどがたまると,その刺激で吐き気を催すことがあります。
そんな時は,なるべく下を向いて歯磨きしましょう。吐き気を抑えられる,効果的なはみがき方です。
尾立歯科医院
099-256-3927