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日本人が長い間継承してきた大切な食文化

昨年「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことは、皆さんご記憶にも新しいこととは思いますが今回は和食が誇る「出汁」についてお話ししたいと思います。

 

ご飯を中心とする和食は、私たち日本人が長い間継承してきた大切な食文化ですが、その美味しさの元になっているのは、「出汁」の味わいです。

 

「出汁」には、グルタミン酸、核酸など、体を作る大切な成分が含まれています。
代表的な例が、鰹出汁や昆布出汁、また貝類やきのこ類です。

 

これらの成分が「旨味」となって美味しいと感じるのです。

 

この「旨味」は、これまでの4基本味「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」に加えて日本人が発見した5番目の味覚でもあります。

 

また、この「旨味」を美味しいと感じるには、子供の頃から「出汁」の味に慣れ親しんでいる必要があります。

 

では、子供の嗜好とはいつ頃決まるのでしょうか?
大切な時期は、離乳期から幼少のころです。

 

乳児は、母親のミルクから卒業し、親が食べている食事を少しずつ覚えながら、味覚も成長していきます。
そんな離乳期やそれに続く乳児期に「出汁」の味を覚えさせることは、とても大切なことなのです。
重要なことは、出汁の味わいやご飯の美味しさを基本的な嗜好が決定する前に教えることです。
近年、手軽さや子供が喜ぶから、という理由で普段の食卓にも洋風のメニューが並びがちですが、手軽に使える出汁バッグなども店頭に並んでいますし、これを機会にまずは、毎日のお味噌汁から取り入れてみてはいかがでしょうか?

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