スタッフブログ
よく噛んで歯も体も健康に!
人の「噛む」機能は生まれつき備わっているのではなく、幼少時の学習によって身につきます。
人が1回の食事で「噛む」回数は弥生時代には400回、戦前では1000回、現在では600回と言われています。
インスタント食品は手軽で柔らかく食べやすいですが、丈夫な歯を作るためには歯ごたえのある食べ物がおすすめ。
洋食に比較して和食は噛みごたえがあるので、毎日の献立に取り入れたいものです。
インスタント食品を利用する際も野菜や海草の入ったお味噌汁やおひたしを添えれば栄養のバランスもよく、しっかりと『噛む』食事になりますね。
ニンジンやほうれん草、大豆、玄米などの高繊維食品は歯ごたえもあり必然的に噛む回数も多くなります。
ものを噛むためには顎の筋肉を使って下顎を動かしています。
噛む回数が増えることでそれらの筋肉を動かすことになり、上半身の姿勢に良い作用があることが分かっています。
他にも、よく噛むことで、脳細胞の活動が活発になる、肥満や糖尿病の予防につながる。
また、噛むことで目の水晶体の厚みを調節する筋肉の老化を間接的に防止することができ、視力回復にも効果があるそうです。
家族みんなで良く噛んで健康維持に努めましょう!
尾立歯科医院
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