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歯ブラシケアについて

皆さん、こんにちは。歯科技工士の堀之口です。
6月も中旬になり、梅雨の時期になりましたね。
今の季節は湿度が高くなり、カビや雑菌が増加します。
皆さんは、歯ブラシの消毒をしていますか?お口の中に入れて使うものなので、清潔にしておきたいですよね。
使用後の歯ブラシは「1億個以上」の雑菌が付着していると言われています。
今回は、歯ブラシの正しい消毒の方法をお教えしたいと思います。

 

(1)使い終わった歯ブラシは雑菌まみれです。ブラシに付着した食べかすはきちんと取り除いて、洗い流す。ここまではほとんどの方が行っていることだと思います。しかし、歯ブラシは濡れたまま放置しておくと、細菌が増殖してしまいます。水で洗い終わったあとはタオルなどでよく水気を取り、乾燥させておくのが正しい消毒の仕方です。この方法が歯ブラシを清潔に保つための一番の方法と言えます。

 

(2)歯ブラシをゆすぐのに、熱湯で洗い流すことはやめてください。熱いお湯で洗う方が菌が殺菌されてきれいになるのでは?と考える人は多いと思いますが、歯ブラシは熱湯に弱い素材でできています。

 

(3)歯ブラシを消毒するために、最近では紫外線を使った「歯ブラシ除菌器」も販売されています。歯ブラシを水洗いした後、専用に入れ物にセットして紫外線除菌を行う商品です。旅行や職場でも使える携帯用の除菌器も販売されています。

 

(4)歯ブラシは水洗いして乾燥させるのが一番ですが、それさえ守れば永遠に使えるというわけではもちろんありません。歯ブラシを使用していくうちにどんどん最近が付着していきます。歯ブラシは「1カ月に1回」定期的に交換するようにしましょう。

尾立歯科医院
099-256-3927