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歯科用金属について
こんにちは。歯科技工士の堀之口です。
今回は、歯科用金属についてお話したいと思います。
歯科用金属には大きくわけて非貴金属系と、貴金属系の二つがあります。
非貴金属系の金属は、ニッケル・コバルト・チタンなどがあり、主に入れ歯に使用することが多い金属です。
特徴は、とても硬くて強いことで、入れ歯のバネ(クラスプ・バー)の部分に使用します。
貴金属系の金属は、金銀パラジウム合金(銀歯)合金・ゴールド(金合金)などで、金銀パラジウム合金(銀歯)合金は保険適用で、いわゆる銀歯です。
特徴は金属ですので硬く耐久性があります。また、保険が使えるので値段が安く抑えられます。
ゴールド(金合金)は、金歯の事で、特徴は適度な硬さとアレルギーをおこしにくい事です。
ゴールドは粘りとしなやかさがあり、歯と一緒に咬耗(すり減る)することにより、歯と詰め物の間に段差が出来にく、また周囲の歯にも負担をかけにくい特徴があり、
比較的長期間使用することができます。また、金属アレルギーのある人にもお薦めです。
当院では、患者様の口腔内の状態に適した歯科用金属をおすすめいたします。
料金や、審美性、耐久性などご不明な点がありましたらお気軽に医師・衛生士にご相談ください。
尾立歯科医院
099-256-3927