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歯痛錯誤について
皆さん こんにちは!
歯科衛生士の土田です!
今回は『歯痛錯誤』についてお話したいと思います。
『歯痛錯誤』という言葉を耳にしたことがありますか?
聞きなれない言葉だと思いますが、
『歯痛錯誤』とは文字通り、
「歯の痛みを錯覚して誤る」ということです。
痛みは本人が1番良く分かることですが、
時には本人でも痛む場所が分からなかったり、
上下の歯を間違えたりします。
なぜ間違えたりするかというと、
上下の歯の神経は三叉神経という脳神経に繋がっており、末端から伝わってきた痛みの情報が
脳に近づくにつれて、どこからの痛みの情報かを間違ってしまうことがあるからです!
先日も左下が痛いという患者様が来院され、
左上の歯に大きな虫歯があり治療すると痛みは消えた例もあります。
上下の歯を間違えるのは良くあることであり、、
同じ神経領域では違う場所に痛みを感じることあります。
尾立歯科では痛みを訴えている歯に異常がない場合、
歯痛錯誤も考慮してエックス線検査や診査などを行い正しい診断の下に治療するよう心掛けてます。
治療に何かご不明な点などありましたら、
いつでもご相談下さい。
尾立歯科医院
099-256-3927