顎関節症について
こんにちは 歯科衛生士の古川です^ ^
立春とは名ばかりの寒い日が続いておりますが皆様はいかがお過ごしでしょうか?
暖かい春の訪れが待ち遠しい気持ちになります。
今回は「顎関節症」についてお話したいと思います。
皆さんは顎が痛い、口が開かない、顎がカクカク音がして痛い、このような症状はありませんか?
このような症状がある場合、「顎関節症」の可能性があります。
顎関節症は、顎関節とそれを取り巻く周りの筋肉などの一連とした動きかうまくいかなくなると発症します。
詳しくいうと、顎関節には『下顎の骨』と『頭蓋骨』と『その骨の間のクッション(関節円板)』があり、その周りの筋肉やじん帯によってそれらの一連の動き(お口の開け閉め)をするのですが、そのクッション(関節円板)がずれたりするとスムーズに動くことができなくなり、引っかかって音がしたり、食べたり、話したり、すると連動して動きます。この顎の関節やその周囲が何かの原因で痛みや動きにくくなるのが顎関節症です。
実は、「顎関節症」は日本人の2人に1人が生涯のうちに顎関節症になっているといわれています。
治療方法として、噛み合わせを治すことが重要です。こちらで行う治療方法の多くは、スプリントを(マウスピースのようなもの)夜寝ている時にはめていただき顎に負担がかからないようにする治療法、マニピュレーションという手法で顎関節にある関節円盤というものを正しい位置に戻す治療方法などかあります。
顎関節の症状も治療方法もケースによって様々です。人によって軽い症状から重い症状まで個人差が大きいのが特徴です。重い症状の場合放っておくと進行し悪化してしまうことがまれにあります。適切な治療方法を知るためにも、歯科を受診をしてみてはいかがでしょうか?
尾立歯科医院
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