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「態癖」(たいへき)について
こんにちは。歯科技工士の堀之口です。
口腔内のトラブルは、むし歯や歯周病だけではありません。
口内炎など、粘膜の病気や顎関節症などさまざまあり、「態癖」(たいへき)もその一つです。
聞きなれない言葉かもしれませんが、お口や全身に影響を与える良くない生活習慣のことです。
日常生活の中には、無意識に行うさまざまな習癖があります。
頬杖や寝方(うつぶせ寝や横向き寝など)、また子どもが体育座りで膝の上に顎をのせることなどです。
この態癖が長時間に及ぶと、歯を移動させ「顔面の非対称」「歯列の変形」「歯肉の退縮」「顎関節症」など顔面や口腔内に悪影響を及ぼします。
態癖は、なかなか自分自身では気付く事がむずかしいので、身近な人のサポートが必要です。
態癖を改善するだけで、体の非対称が取れ、体の動揺が少なくなり、顔のゆがみも減少します。
成長期のお子さんは、特に歯が動きやすいので注意が必要です。
ご不明な点がございましたら、歯科医師、衛生士にお気軽にご相談ください。
尾立歯科医院
099-256-3927