こんにちは、歯科技工士の堀之口です。僕には、小学五年生になる子供がいるのですが、歯磨きを一緒にする時、仕上げ磨きを時々、子供にしてもらいます。なぜかというと歯の形を知って欲しいからです。
歯の形を知っていると歯ブラシの先で今、どこを磨いているかを意識しながら歯磨きをすることができるからです。
皆さんも自分で歯磨きする時、鏡で見えない所は、歯の形を想像しながらしていると思います。
この能力を空間把握能力といいます。空間把握能力とは、物体の位置、大きさ、形状、間隔など物体が三次元空間に占めている状態や関係を把握、認識することです。この能力が小学生の時は、発達、成熟しきっていないので歯磨きが上手にできない事が多いそうです。もちろん、僕も子供に仕上げ磨きをして上げます。
なにより親子のスキンシップにもなるので楽しいです。皆さんもぜひ、家族でお互いに仕上げ磨きをしてあげて下さい。

尾立歯科医院
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