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舌痛症について
こんにちは。歯科助手の橋口です。
今回は舌痛症についてお話ししてみたいと思います。
慢性的に舌がヒリヒリすることはないですか?
舌が痛む場合には、傷や口内炎、ドライマウス、がんなど様々な原因がありますが、さまざまな原因を調べても診断がつかない場合に『舌痛症』と診断されるようです。
舌痛症の定義は、口の中のヒリヒリ、カーッとした痛みまたはピリピリした不快な異常感覚が、1日に2時間以上で3カ月以上にわたって連日繰り返すもので、臨床的に明らかな原因疾患を認めない病態となっています。
痛む部位の多くは、舌の先や横、歯に触れるあたりで、中高年の女性に多く出現します。
夕方から夜にかけて痛みが強くなる傾向がありますが、何かに集中してるときは悪化せず痛みが消えてしまうこともあります。
原因は分かっておらず、脳がストレスを感じたときに、その情報をうまく処理しきれず舌が痛いという誤った情報を発信してしまうことが一因ではないかと考えられているようです。
舌痛症の痛みを減らすためには、痛む部位を頻繁に触ったりせず、ストレスを減らすよう生活の改善などが大切です。
尾立歯科医院
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