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「親知らず」について
皆さん、こんにちは。歯科助手の橋口です。
師走に入り、慌ただしく毎日が過ぎていきますが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今回は「親知らず」についてお話ししてみたいと思います。
永久歯で1番奥に生える第三大臼歯!私たちはこの歯を親知らずと呼んでいます。
なぜ、このように呼ばれるようになったかと言うと、親がわが子の口の中をのぞけなくなる高校生のころに生え始めることから・という一説があるそうです。 上下四本の親知らずがまっすぐ生え、そしてきちんと噛めている人は少ないようです。
現代人の約30%は親知らずが一本もなく、四本ともある人も30%ほどだそうです。
親知らずが生えてくると痛みを伴うことが多いですが、これは現代人のあごの骨が小さめで、親知らずが生えるスペースが少なく、骨の中に埋まって生えてこないことが多いのです。
生えてきても、上顎では頬側に飛び出して頬の粘膜を傷つけたり、下あごでは、傾いて生え歯ぐきの炎症の原因になったりもします。
また、親知らずは磨きにくいので、虫歯や歯周病にもなりやすくなります。
じぶんの親知らずの状態を知り対応することは、大人としての健康管理の第一本です。
歯科医院では、親知らずだからとむやみに抜歯することはありませんが、残したままでは弊害があると判断すれば、抜歯を進めることもあります。
親知らずについて気になることがありましたら遠慮なくご相談くださいね。
尾立歯科医院
099-256-3927