口の中(歯)のケガについて
みなさん、こんにちは☺️受付の楠元です。
寒い日が続き、風邪やインフルエンザが流行っているようです、ご自愛ください。
今回は、お子様に多い「歯のケガ」についてお話しさせて頂きます。
「子供が転んでしまって、口を切ってしまい血が出ています」
「遊具から落ちて歯をぶつけてしまいました」
このようなお電話を頂くことがあります。
この時に保護者の方の疑問点で多いものが
・歯科で良いのか?
・歯を打っているが出血もなく、痛みも落ち着いているが受診した方が良いのか?
などです。
まず、状態を見させて頂くので、ご受診ください☺️
そして、要注意なのが、痛みや出血がない場合!
実は、血が出ていなくても歯の根っこや、歯の周りの歯周組織、ぶつけた歯が乳歯なら、永久歯の芽にダメージが及んでいることがあるのです。
しばらく時間が経過してから痛みが生じるという場合もあります。
そうした外から見えない部分へのダメージはレントゲン写真などを用いた検査が必要ですので、痛みや出血がない場合でもぜひ、受診してもらえれたらと思います。
そして、歯のケガは長期的な経過観察が必要となります。
例えば歯の根っこは、ぶつけたりした時にヒビが入ってることがありますが、その亀裂がほんのわずかな時はレントゲンでも検出しにくく、何日か経過してから、亀裂が広がりはじめて、「歯の根っこが破折している」と検出できます。乳歯の奥でつくられている永久歯がケガによりうまくつくられなかったり、変形してしまう場合も、受傷後数週間でわかるものもあれば、何ヶ月かかからないと「大丈夫ですね」と判断しづらいものもあります。
このような歯のケガによる目に見えない部分のダメージや後になってわかるトラブルを見逃さないためには、歯科医院への受診や経過観察がとても大切です。
わからかいことや、何か心配な事がありましたら
いつでもご相談ください☺️
尾立歯科医院
099-256-3927