こんにちは、歯科衛生士の古川です。

今回は口呼吸による口腔内のリスクについてお話したいと思います。

皆さんは普段、口呼吸ですか？　それとも鼻呼吸ですか？
生きて行く上で無意識にしている呼吸ですが、口呼吸をしていることにより
様々な口腔内のトラブルを引き起こすことがあります。

鼻炎や花粉症などで、どうしても鼻呼吸が難しく口呼吸をしている方も
多いかと思いますが、口呼吸で口が空いたままになっているとお口の周りの
筋肉の圧力がないため前歯が徐々に前に動き、出っ歯になるリスクがあります。

口呼吸により唾液の分泌が減るとお口の中が乾燥してしまい口臭の原因になります。
他にも、唾液の働きである自浄作用や抗菌作用が低下し、細菌が繁殖しやすくなり
口腔内の歯周病や虫歯の原因にもなります。

できるだけ鼻呼吸をするよう心がけましょう。
何かわからないことがありましたらお気軽にお声掛けください。

尾立歯科医院
099-256-3927