口腔内の不衛生
こんにちは、歯科衛生士の古川です。
新年明けましておめでとうございます。
皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
今年も尾立歯科医院をよろしくお願い致します。
2019年になり、今年初めてのブログとなります。
今回は、口臭の原因と予防についてお話します。
口臭原因は大きく分けて5つあります。
まず1つ目は、口腔内の不衛生です。
歯磨きを怠ることによりお口の中が不衛生になり、細菌が繁殖しやすい環境になり、舌苔もつきやすくなります。
※舌苔とは、舌の表面に白っぽいコケ状の塊が付着し、これは細菌の塊や汚れ、食べかすなどにより出来ます。
2つ目は口腔内乾燥
お口の中が乾燥することで、唾液の分泌が減少し、自浄作用の低下により細菌が溜まり舌苔ができやすくなります。
また、起床直後、空腹時、緊張している時は唾液の分泌が減少し特に口臭は強まります。
3つ目は、病的口臭です。
鼻や喉の病気、、呼吸器系の病気、消化器系の病気
、糖尿病、肝臓疾患などが原因で口臭の原因となる場合があります。
また、歯周病によって多量のタンパク質が細菌に分解されて強い口臭が発生します。
4つ目は心理的口臭
自分自身で強い口臭があると思い込む人がいます。
5つ目は飲食物・嗜好品による口臭
ニンニク、ネギ、酒、たばこ等による口臭は一時的なもののため、時間の経過とともに匂いも無くなりますので心配はいりません。
予防の方法として、一番大切なことはきちんと歯を磨き、舌のケアも加えて口腔内を清潔に保つことです。
食後や、寝る前に歯を磨くように心掛けましょう。
歯と歯の間はフロスや糸ようじ、歯間ブラシで磨き残した汚れをきれいに落とすことです。
舌のケアとして舌ブラシで舌苔や汚れを落とすことにより口臭の予防につながります。
また、よく噛むことやガムを噛むことにより唾液の分泌を促進し、舌に付着した食べ物やバクテリアを洗い流すことを助けます。
口臭予防や虫歯や歯周病予防のためにも定期健診をお勧めします。
尾立歯科医院
099-256-3927