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治療の中断が引き起こす歯の症状について
みなさん こんにちは!歯科衛生士の石川です。
今回は治療の中断が引き起こす歯の症状についてお話ししたいと思います。
(1)歯の神経を取ったまま放置した場合
歯の根の治療を行う時の仮のふたは、材料的に長期間もちません。
また、歯の内部は抵抗力が弱いため 虫歯になりやすく細菌の侵入が起こりやすいです。
そのため、長期間放置すると歯の内部から悪くなり場合によっては抜歯になる事もあります。
(2)仮の歯のまま放置した場合
仮の歯は見た目は元のように戻りますがプラスチック製なので材料的に長期間耐える事が出来ません。
汚れもつきやすいため、虫歯にもなりやすく再び歯を削ることになります。
(3)型取りをしたまま放置した場合
歯を削った後、歯は削ったスペースを埋めるために移動します。
そのため放置すると被せ物や銀歯が入らなくなります。再び歯を削らないといけなくなり歯にダメージを与えてしまいます。
時間がとれず通えなくなったり痛みがないからといって治療を中断してしまうと、歯の状態は悪くなるばかりです。
また、治療の回数も増えてしまいます。 歯を残すためにも早いうちに治療を再開することをおすすめします。
尾立歯科医院
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