こんにちは。尾立歯科　受付　秋山です。

今年も梅雨の季節がやってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
最近では、可愛らしい傘や、雨靴、機能的な雨の日グッズもたくさん見かけます。☂

雨の日も楽しく快適に過ごしていきたいですね✨

さて今回は、「自分では取れない歯石」についてお話ししたいと思います。
歯石とはバイオフィルムの一つである歯垢（プラーク）が、だ液のカルシウムなどを取り込んで石灰化し固くなったものです。

かつて歯周病の原因は歯石と歯垢の両方だといわれていましたが、現在では、歯石は歯周病の直接的な原因ではなく、歯石表面のザラザラした荒い面が問題であることがわかっています。
ここに歯垢が付きやすく、除去しにくいため歯周病が進行してしまいます。

歯周病予防のためには必ず歯石除去をしなくてはなりません。
歯垢なら歯磨きや糸ようじや歯間ブラシである程度取り除けますが歯石は自分では除去できません。
歯科医または歯科衛生士が専用器具を用いて機械的に除去しなければ取り除けないのです。
これがなかなか一般に理解されていない大きな問題点なのです。

皆さん、定期検診を受けて普段取り残している歯垢をとってもらい、歯石も取り除いてもらいましょう。
これが最も効果的な歯周病予防法になるのです。

尾立歯科医院
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