みなさん、こんにちは歯科衛生士の古川です。
６月の中旬となり、紫陽花が大輪の花を咲かせる頃となりましたが、いかがお過ごしですか。
さて今回は、舌癌についてお話したいと思います。
少し前に、芸能人の方が闘病を公表されたことでも話題になりましたが、舌癌とは舌の前3分の2の所に発症した癌で口を開けた時に普通に見える範囲にあります。
また、口腔癌(口の中にできる癌)の中で最も頻度の高いものです。
舌癌は舌の横の部分に出来やすく、口内炎と似ており間違えやすいですが、両者には大きな違いが見られます。 口内炎は一週間から１０日程で治りますが、舌癌の場合は治りません。
また、通常の口内炎のような痛みを感じないことも舌癌の特徴です。
原因としては、舌癌を含む口腔癌が発生する主な要因は、喫煙と飲酒です。両方の習慣がある人では、より危険性が高まります。 予防としては、禁煙、節度のある飲酒、バランスの良い食事、適度な運動、適正な体形、感染予防が効果的といわれています。 舌癌だけに限らず、口腔癌を早期発見し適切な治療を行うことでが重要です。
そのためにもかかりつけ歯科医を持ち、定期検診をお勧めします。
何か不安や心配なことがあればいつでもご相談下さい。

尾立歯科医院
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