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虫歯になりやすいのはどっち?
皆さんこんにちは。歯科衛生士の川間です。 夏も中旬となってきて暑い日々が続いてます。夏バテなどで体調を崩しやすいですので、体調管理には気をつけて下さいね。夏は汗をかいた後にすっぱいものを口にしたいこともありますよね!
さて、酸っぱいものと甘いもの、虫歯になりやすいのはどちらかご存知ですか?
すっぱさの元である「酸」にはカルシウム分を溶かす力があります。
例えば、カルシウムが主成分の真珠などを酢に入れておくと溶けてしまったりします。このようにしてクレオパトラが真珠を溶かして飲んでいたのは有名な話ですね。
カルシウムを含む歯も例外ではなく、酸で溶けてしまいます。
酸っぱいものを食べるのはほんのわずかな時間だけです。ずっと口の中に酸を含んでいるわけではないので、歯が溶けたとしてもほんの少しだけです。
だ液には歯を回復させる力があるので、酸っぱいものを食べただけでは虫歯にはなりません。
では、甘いものはどうでしょう。虫歯菌は食べカスや甘いものをエサにして酸を出します。これは一瞬だけの出来事ではありません。甘いものは糖分も多く、歯にくっつきやすいので、唾液の回復力も追いつかないのです。
そのため、酸っぱいものより甘いものの方がむし歯の原因になりやすいといえます。
さあ、みなさんも、食べたらきれいに歯を磨くようにしましょう!
定期的に定期検診の受診もおススメします!
尾立歯科医院
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