こんにちは。歯科衛生士の宮内です。
今年は暖冬で過ごしやすいですが、それでも、ポカポカ陽気でお花見ができる、春がくるのが待ち遠しいですね。

今回は、口呼吸についてお話しさせていただきます。
母乳の時の赤ちゃんは、鼻呼吸で、徐々に口呼吸を覚えていきます。
鼻炎や癖などで、口呼吸をする割合が高まる場合がありますが、本来、呼吸は、鼻でするものであり、口で行うものではありません。

口呼吸になると、いつも口を開けているため、口の中が乾燥してしまいます。
それによって唾液の力が弱まると、虫歯が増えたり、歯周病が進行したり、口臭が強くなったりし ます。
また乾燥した空気が直接気管に送られるために、風邪を引きやすくなります。口呼吸にメリットはありません。

鼻呼吸をするためには？
舌を鍛えることです。
舌を鍛え、正しい位置に維持することは、鼻呼吸をすることに繋がります。

あー、いー、うー、べーと
4秒くらいで、ゆっくり1日30回を目安に行う、お口周りの筋肉を鍛える体操があります。
簡単なので試してみませんか？
就寝時に市販の口呼吸防止テープを活用されることもおすすめです。

お口でしっかり噛んで、お鼻でしっかり呼吸して、全身を健康に維持しましょう♪

尾立歯科医院
099-256-3927