歯と歯の間もキレイに!歯間ケアのススメ

こんにちは。歯科衛生士の宮内です。
今回は、毎日の歯磨きにプラスしたい「歯間ケア」についてご紹介します。
歯ブラシだけでは届かない?
皆さんは普段、歯ブラシだけでお口のケアをしていませんか?
実は、歯ブラシだけでは約60%ほどしか歯垢(プラーク)を除去できないと言われています。
歯と歯の間など、ブラシの届きにくい部分は、デンタルフロスや歯間ブラシの使用がとても効果的です。これらを併用することで、85%以上の歯垢除去が期待できるとも言われています。
歯間ケアで予防できること
歯間の汚れをしっかり落とすことで、以下のようなお口のトラブル予防に役立ちます。
- 虫歯予防(特に歯と歯の間の虫歯)
- 歯周病予防
- 口臭予防
また、フロスなどでケアをしていると、いつもより引っかかる・通りにくいといった小さな変化に気づきやすくなります。これは、虫歯や歯石の早期発見にもつながる大切なサインです。
いつ、どれくらい使えばいい?
理想的には毎食後の使用がベストですが、1日1回、就寝前に行うのがおすすめです。
就寝中は唾液の分泌が減少し、細菌が繁殖しやすくなるため、寝る前の歯間ケアが特に重要です。
自分に合った道具を選びましょう
デンタルフロスや歯間ブラシには、さまざまな種類やサイズがあります。お口の状態や歯並びに合ったものを使うことで、より効果的にお手入れができますので、ぜひ歯科医院でご相談ください。
毎日のケアに少しだけ時間をプラスして、歯と歯の間までしっかり清潔に。
未来の健康な歯を守るために、今日から歯間ケアを始めてみませんか?
尾立歯科医院
099-256-3927