インプラントなど鹿児島市での歯科治療は、豊富な実績の尾立歯科!
鹿児島アミュプラザから徒歩1分、鹿児島市中央町2-53 KDMビル5階

ロゴ
電話番号

blog

尾立ブログ

生理前や生理中に歯が痛くなった経験はありませんか?

整理中の歯の痛み

こんにちは。歯科衛生士の土田です。

生理前や生理中に歯が痛くなった経験はありませんか?
実は、生理周期はお口の健康にも影響を与えることがあります。

生理前の体調変化として知られる「月経前症候群(PMS)」は、女性ホルモンである**プロゲステロン(黄体ホルモン)エストロゲン(卵胞ホルモン)**の分泌変動が原因とされています。

特に次のような影響が見られます

  • 歯肉の炎症が悪化しやすい
     プロゲステロンの分泌が増えることで、歯肉の毛細血管に変化が起こり、炎症が進行しやすくなります。
  • 歯周病菌が活性化
     歯周病の原因菌である「プレボテラ・インターメディア」は、女性ホルモンを好む性質があります。そのため、ホルモンの増加により菌が活性化し、歯肉の痛みやうずくような違和感を感じることがあります。

また、生理中に分泌される「プロスタグランジン」という物質は、子宮の収縮を促す一方で、歯の痛みを引き起こす原因にもなると考えられています。

さらに、妊娠中もホルモンの影響で歯肉炎のリスクが高まります
歯磨きの際に出血しやすくなったり、歯ぐきが赤く腫れるなどの症状がある場合は、歯肉炎の可能性があります。そのまま放置すると歯周病へ進行する恐れもあるため、早めのケアと定期検診がとても大切です。

女性特有の体調変化とお口の健康は密接に関係しています。
歯と身体の健康を守るために、ぜひ日頃からの丁寧なセルフケアを心がけましょう。

尾立歯科医院
099-256-3927