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顎関節症と歯の関係について

尾立歯科医院の尾立です。
本日は顎関節症と歯の関係についてお話します。

口を開ける時に「カクッ」と音がする。
口が開けづらい。
食事をしていると顎が痛む。

そんな症状が思い当たる方は,顎(あご)の関節やそれを支える筋肉,靭帯(じんたい),神経の不調がもたらす,さまざまな症状をいい,顎の関節を動かす筋肉は首や肩とつながっているため,この部分に負担がかかると顔や首,肩の回りの筋肉にも影響があります。

顎関節症の主な原因は,

精神的なストレス(筋肉を緊張させ夜間の歯の食いしばりや歯ぎしりの原因にもなる)。
むし歯や歯周病などが原因で,食べる時に左右どちらか片側で噛んでいる。
ほおづえをつく。
猫背の姿勢(顎や首の筋肉に負担がかかる)。

などが挙げられますが,実際には検査をしてみないと原因を特定するのは難しいようです。

もしも原因がむし歯や歯周病であれば速やかに治療することが第一。

また,食事の際に口を大きく開けなくても食べられるよう食べ物を小さく切る。
偏りがある場合は,硬いものはなるべく食べない。
ほおづえやうつ伏せ寝などは顎に負担がかかるので,低い枕で仰向けにねましょう。

日ごろから,顎に負担をかけているクセを見つめ直すのもよですね。

尾立歯科医院
099-256-3927