こんにちは、衛生士の橋口です。

山桜や木蓮など春に見かける植物もよく目にするようになり、日々春を感じる今日この頃です。

今回は口臭の原因や予防についてお話しようと思います。

日常生活を送るなか、口腔内に虫歯や歯周病が存在している場合、自らの口臭に気がつくこととなり、気になり始める、というように、自分の口臭を経験をしていない方は少ないと思われます。

【なぜ口臭は発生するのか？】

口臭の原因で最も多いのは虫歯や歯周病です。
口腔内のプラーク(歯垢)は細菌の塊で強い異臭を放ちます。
虫歯で穴が空いた箇所や歯周ポケットはプラークがたまりやすい上、歯ブラシが届かないため状態を悪化させ、さらに異臭を放つこととなります。

糖尿病などの全身疾患による口臭や、空腹時、寝起き時にも口臭は発生します。

【口臭の予防策】

さて、口臭の予防ですが、原則的には口臭の原因を除去することにあります。
虫歯の治療をするのはもちろんのこと、プラークコントロール、歯周ポケット内部に付着する(歯肉辺縁下の)歯石に注意することが大切です。
また、これらの原因が除去されていても、いつも唾液で口腔内が潤っていることを確認してみましょう。

また、消臭効果のあるガムも効果的です。(できれば無糖のもの)←唾液には口臭を予防する力があり、噛むことで唾液の分泌を促進させます。

【口臭予防のためのプラークコントロール】

(1)適切な歯磨き

(2)デンタルフロスや歯間ブラシを用いた歯と歯の間の清掃

(3)舌ブラシを使った舌苔の除去

(4)消臭効果のあるブレスケア商品の併用

口臭を正しく予防して、楽しい新生活を送りましょう＾＾

尾立歯科医院
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