歯ぎしりについて
こんにちは、尾立歯科医院受付の上井です。
とても気持ちの良い日和🌞が続くようになりましたね。
お日様が、ぽかぽかと気持よく、散歩に出かけたくなる季節です。
さて、今日はじんが知らない間にしてしまっているかもしれない、「歯ぎしり」についてお話したいと思います。
寝ている間に無意識にしてしまうものですから、自分ではなかなか気づけないものですよね。
しかし、歯ぎしりは意外と歯に大きなダメージを与えてしまうものなのです
歯ぎしりをすると、上下の歯が無意識に力強くすり合わされて歯のかみ合わせの山の部分がすりへり、エナメル質が失われて内部の象牙質が露出してしまいます。
そうすると虫歯になりやすくなるだけでなく、かみ合わせが変化して、顎関節症になることもあるのです。
ここでひとつ、子供の歯ぎしりと、大人の歯ぎしりは違うということをお話しておきます。
永久歯へ生え替わる時期は、かみ合わせが不安定になり、そのストレスを発散するために歯ぎしりをするケースが多くみられます。
永久歯が生えそろうころには治まることが多いので、あまり神経質に考えなくてもよいようです。
大人の歯ぎしりの治療法としては、上下の歯が直接すり合わされるのを防ぐ為の「ナイトガード」というマウスピースのようなものを寝るときに装着してもらいます。
このナイトガードは、歯科医院で型取りをして、患者様ひとりひとりのお口に合ったものを作ります。
ただし、歯ぎしりの原因が精神的ストレスにある場合もあります。
ナイトガードを使うだけでなく、そのストレスの原因を突き止め、改善する事も大切です。
もし歯ぎしりに心当たりがある方は、一度ご相談ください。
歯に大きな負担をかけてしまう前に、一緒に改善して行きましょう!
参考文献・歯の話 パート2
尾立歯科医院
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