犬や猫をペットとして、又はそれ以上の存在として大事にされている方が多いと思います。

今回は、ペットの歯についてお話したいと思います。

人では、歯の病気と言えば虫歯と歯周病と連想しますが、虫歯は犬や猫にはほとんど無いそうです。

犬・猫の口の中には酸を産生し虫歯の原因となるミュータンス菌がほとんど増殖しないからです。

しかし、最近のペットは食生活が変化して炭水化物をとったり、甘い物を食べるようになり虫歯になる動物もいるみたいです。

歯周病はペットにはかなり多く、６歳以上の犬や猫の８割以上が治療を必要としているそうです。

人間同様、歯周病になると口臭がしたり、歯がグラつき抜けてしまう。又、歯周病の菌が血液中に入り込み他臓器に影響を与える事もあります。

動物の虫歯治療・歯石除去は動物病院で全身麻酔下で治療するそうです。

愛するペットをそんな目に合わさない様に、飼い主が責任を持って食事管理・Jデンタルケアをしていかなければいけません。

人間と一緒で嫌がっても子犬の頃から歯磨きやマッサージをしたり、動物用の歯磨きガムをあげる。

人間同様、プラークコントロールが大事です。

大事なペットが元気で長生きできる様、愛犬・愛猫のお口の状態もチェックしてあげましょう！

尾立歯科医院
099-256-3927